今日は、ジョージ・ビーム (編集), 鷹取孝 (翻訳)さんの『スティーブ・ジョブズの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』です。
4.4 5つ星のうち4.4 101個の評価
目次
この本で分かること
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信念を持つ
この本で響いたのはとにかくプロダクトにこだわることで、仲間ができ、世界を変えるプロダクトがあるからこそ、熱意をもって活動することができるということ。
Appleの皆を結びつけていたのは、ここなら世界を変えるようなものが作れるってことだった。それがとても大きな意味を持っていた。
建築の領域において、世界を変えるような偉大な成果物は何か。
衣食住の住に大きく関わる領域であるから、世界へインパクトを与える革新的なプロダクトは作れると思う。
それは何かこれからも考えていきたい。
おそらく商空間ではなく、まずは住空間だと思う。
人が過ごす住空間で革新的な何か。
コスト的に安いとかは3Dプリンターがすでに実現している。
定住ではなく、誰もが多拠点に住めるようになる空間づくりとか。
そうなると、ハード面というより、システムを整えるような方向性になるかもしれない。
いくら多拠点生活に適した家を作っても、職場に毎日通わなければならない人は多拠点生活は現実的ではない。
いずれにしても設計だけうまくても仕方なくて、広く世の中を理解する必要はある。
あらすじ
スティーブジョブズが実際に発言した言葉をそのまま、掲載している本。
偉人がどういう思考をしていたか知ることは大切ということで選びました。
スティーブジョブズとは
スティーブ・ジョブズは、Appleの共同創設者として知られ、iPhone、Macintoshコンピュータ、iTunes、iPodなどの革新的な製品を生み出しました。彼はテクノロジーとデザインの世界で優れた才能を持ち、これらの製品はユーザーフレンドリーで美的なデザインを特徴とし、世界中で多くの人々に影響を与えました。
彼はまた、Pixar Animation Studiosの支配的な株主としても成功し、アニメーション映画の分野にも変革をもたらしました。ジョブズの業績は現代のテクノロジー産業に大きな影響を与え、多くの人々にインスパイアを提供し続けています。
目的
スティーブジョブズの考え方を知る
メモ
先延ばししない。延長しても結果は大して変わらない。
間に合わないなんてありえないよ!君たちはもう何ヶ月も作業してきたじゃないか。2週間くらい伸ばしたところで大して変わらない。
さっさと終わらせよ。
できる限りのことをしてくれ。
さあ仕事に戻るんだ!
死があることで、既存のシステムが一掃される
死は生命の最も素晴らしい発明だと思う。
死は時代遅れになった旧式のシステムを一掃する。
2人の若者が次世代のものを持ってきたとき、われわれは、それを受け入れ、素晴らしいと言えるだろうか?
自分たちが作ってきたものを捨て去れるだろうか。
関わる人を選ぶ
社員の中に優秀ではないものがいて、クビしなければならない時は辛い。でも、私の仕事は往々にしてそういうものだ。
これまでの私は能力の乏しい者を解雇してきたが、常に人間味のある対応を心がけてきた。
どうしてもやるしかないんだ。
決して楽しいことではない。
信念を持つ
Appleの皆を結びつけていたのは、ここなら世界を変えるようなものが作れるってことだった。
それがとても大きな意味を持っていた。
人を引き付ける何かがある組織は強い。憧れの力、エンタメの力も強い。
信念の大切さについては
「正しい判断は、最初の3秒で決まる 投資プロフェッショナルが実践する直感力を磨く習慣」
という本の内容がとても勉強になった。
人を動かす力をつける
イノベーションは、研究開発費の大きさとは関係ない。
Appleがマックを開発していた頃、IBMはその100倍以上の研究開発費を使っていた。
要はお金じゃないんだよ。
肝心なのは、人であり、人をどのように導くか、そして人がどれだけのことを理解できるかだ。
直感を大切にする
そして、何より大切なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。自分の心と直感は、自分が本当は何になりたいのか、どういうわけか既に知っている。他の事は全て二の次で構わない。
直感についても
「正しい判断は、最初の3秒で決まる 投資プロフェッショナルが実践する直感力を磨く習慣」
が面白い。
直感の精度は非常に高いが、言語化はできないから理解されない。
結果を出し、直感が正しいと証明するまでの過程で信念の強さが必要になる。
まとめ
イノベーションを起こす人には敵や反対意見も多い。
ただ彼の言葉からは、全く崩れる気配を感じなかった。