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45.『ポール・ランド、デザインの授業』

今日は、Michael Kroegerさんの『ポール・ランド、デザインの授業』です。

4.6 5つ星のうち4.6 7個の評価

目次

この本で分かること

  • デザインとは関係である。形と中身の関係だ。
    ”Dasign is relationships. Design is a relationship between form and content.”

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ポール・ランドおすすめの本

ジュンデューイ「経験としての芸術」(1934年)とチャールズ・ヴァン・ドーレン『知の全体史』(1991年)の2冊を良本だと語っています。

デューイは第1章で、芸術的であることと、美的であることは相容れないと語っています。芸術的と美的という用語を結びける言葉、つまり芸術の美学を表す言葉は見つけることはできなかったとも。

デューイ曰く、芸術とは本来はいたるところにあるものであるよう。

読書について

読書とデザインの関係についてポールランドは語っています。

読書はパンを食べるようなものであり、走りながらパンを食べないだろうと。

デザインの根本を説明してくれる本

ポールランドはデザインを理解するのにオススメの本を他に挙げています。

・バウル・クレーの「教育スケッチブック」(1953年)
こちらはバウハウスに根ざしているそうです。とても難しい本の為、もう1冊挙げています。

・アーミン・ホフマンの「グラフィック・デザイン・マニュアル・理論と演習」(1965年)
これ以上最適なサンプル集はないらしい。

めちゃくちゃ値段高いです。

デザインとは中身と形

中身とはアイディア、あるいはテーマだ。形とはこのアイディアで君たちが行うもの。どう処理すべきか?色を使う?白黒にする?大きく作る?三次元、それとも二次元にする?流行のものを使う?それとも、もっと重厚感のあるものを使う?フォントはボドニー、それともバスカービルを使う?

まとめ

薄い本ですが、多くの学びがありました。

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