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3. 『教養としての建築入門』

今日は、坂牛 卓さんの『教養としての建築入門』です。

★4.4 、評価35個

建築というカテゴリの全体像をなんとなく掴みたくて読みました。

本を読む人なら是非Kindle Unlimitedを試してほしいです。

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こういった読み放題のサービスは読みたい本が対象でないことも多いですが、
Kindle Unlimitedは人気の本も多く対象となっています。

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読みたい本が読み放題の対象であることも結構あるので、
私は月3000円分くらい得をしていると思います。
携帯で読めるので、移動時間だけで週1冊は読んでいます。

初月無料で無料期間に解約可能ですし、試す価値は十分だと思っています。

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目次

この本で分かること

本書は、建築の勉強を志す初学者や建築をなりわいとする人、そして建築を見て楽しむ一般読者が、これ一冊を読めば誰でも「建築」について一通りにことがわかる、ということを目指した。全体像を描くために、三つのアプローチを手がかりとしたい。まず「使用者・観賞者」の支店。次に、建築を設計する「建築家」の視点。そして、建築が存在する「社会」の視点である。

米作の発達

日本人は縄文時代後期、狩猟生活で移動しながら生活していたが、米作をするようになり定住するようになった。

弥生時代には米の保存に優れた高床式住居をするようになった。

ポストモダニズム/箱建築の批判

自律的建築はカントのの自律の哲学から生まれた。
こうした無装飾な箱が20世紀を代表するル・コルビジェに受け継がれ、モダニズム建築の源流になった。

20世紀半ばを過ぎると、のっぺりとした建築に愛想を尽かす。
そしてポストモダニズム建築が登場した。

科学的で合理的な社会に対する反省が、すべての分野で始まった。

ポストモダニズムという言葉は建築を発端とし、哲学、社会学、文学、その他の文化的ジャンルの変化を説明する言葉そして世界的に流行した。

建築ではまず建築史家のチャールズ・ジュンクスがのっぺりした装飾的な箱建築は意味が1つしか読み取れない、箱は箱でしかないと言って批判した。

ジュンクスはシドニーのオペラハウスやル・コルビジェの晩年の作品であるロンシャンの礼拝堂などは、意味の多重性があるから人間の想像をかき立てる点で素晴らしいと評した。

例えば、オペラハウスはヨットの帆にも貝殻にも見えるから、豊穣な想像力の萌芽を秘めていると言って称揚した。

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