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4. 『歩きながら考えよう 建築も、人生も (100年インタビュー)』

今日は、安藤忠雄さんの『歩きながら考えよう 建築も、人生も (100年インタビュー)』です。

★4.1 、評価31個

目次

この本で分かること

この本で分かること
  • 安藤忠雄の思考、ものごとへの姿勢


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独学

でも何をするにしても勉強しなければならないので、通信教育で学ぼうとグラフィックデザイン家具のデザイン、インテリアのデザイン、建築自分の興味のあるものは、手当たり次第通信教育を受けることにしました。

学ぶ姿勢があれば一流になることは可能。

「世界中の人たちに誇れるようなもの、そういう建築を、小さくてもいいから作りたい」、これが、私の建築家としてのスタート

歩くときに自分を考える

「それやったら京都まで歩いて帰ればいいじゃないか」「歩いて帰るんですか」とびっくりしていたけれども、みんな帰っていましたよ。8時間位かかったはずです。位中を歩いていると、ゆっくり太陽が昇ってくる「生きている」と言う実感が得られるんじゃないですか歩いていると自然に何かを考えるわけです。自分の人生はこれでいいのかと言うこともときには考えますからね。今は新幹線飛行機に乗って便利に早く移動できますから、そんなことを考える間もなくついてしまいますが、数年後その彼らに会う機会がありました「学生時代の1番の思い出は1番かけて大阪から京都まで歩いた事です」と言っていましたよ

歩くときはいつもは思いつかないこと良くあります。

この感覚が好きなので、意図的に歩いたりします。

海外まで建築を見に行く理由

「なぜ海外の一流の建築を見る」と言いますと、偉大な建築とその作り手の世界に触れることで、自分はどうするかと深く考える。それが重要なことだと思うからです。今でも暇を見つけては世界中の建築を見に行きます。自分ももうちょっと頑張らないとと刺激を受けるつもりでね。やはり建築は実際にその場所を訪れ、その空間を五感で感じなければわからないものだと思うのです。

この感覚はまだ知らないので足を運んでみないといけない。

人間への愛情、社会に対する思いが必要

建築家と言う職業は、クライアントがいて技術者がいて環境があって、いろいろな人を気遣いながら折り合いをつけ、1つの建物を作り上げていくわけです。そのためには人間に対する愛情、社会に対する思いも必要だと思います。他人と一緒に仕事をするわけですから、他人に対して愛情がなかったら本当はできないんですね。だけど、残念ながらその愛情が最近の若い世代の人たちからあまり感じられない。

もしかしたら自分に向いているかもしれないと思う。

社会を変えるようなイノベーションには必ず心から誰かの為になりたいという思いがあるそうです。

【正しい判断は、最初の3秒で決まる 投資プロフェッショナルが実践する直感力を磨く習慣 】で紹介しています。

文化国家日本

どこの国がいいですかと言う時に、日本に文化的な発言力があれば、他国からの同意も得られるかもしれません。経済大国ではなしに文化国家日本と言うイメージをアジアの国々世界に持ってもらわないといけない。そのために日本の国はもう少し文化活動に力を入れなければならないと思うんです。環境や文化と言うものに対して、もっとグローバルに考えて行動起こしていかなければならないと思います。

日本人に生まれて日本語が使えて、日本人の感覚を持っているからこそ生み出せる作品を作りたい。

文化の国にしたい。貢献したい。

日本と日本人

その長寿の源は何かと自分なりに分析すると好奇心ではないかと思います。その好奇心の裏側にあるのは自然なんです。美しいして日本人のように桜を見て喜ぶ紅葉見て喜ぶ行を見て喜ぶと言うように自然を愛でる国民はあまりません。そんな感受性を持つ民族は、世界でも案外少ない日本人は自然とよく対話をします。俳句の季語がたくさんあって、自然を語る美しい日本語もたくさんあります。その意味ではすごくいいです。それで地球環境のことも考えている。

日本人に生まれたからには自然を生かした作品を作りたい

外と中を両方感じられる空間。 いいとこどりをした空間。

ジェフリー・バワに今は興味がある。

話をする

我々は建築で「対話の場」を作るのですが、その対応の場を作っている人間が対応しなくてどうするのかと思います。私の事務所では、30人ぐらいの所員が働いていますが、昼食はみんな1人でバラバラに外へ出かけて行きます。要するに人と話をするのが億劫なんでしょうね。仕事中も会話がない、ほとんど1日中コンピュータに向かったままコンピューターとしか対応ができない人間が人々の対応を流す場所を設置できますかだからもっと話をしなさいと言っています。

そのときいる空間の利用者として会話をする。

最後は利用者自身に委ねる

私の設計する住宅は言うなれば「空」のようなものです。竣工時に提供するのは、あくまでも生活の入れ物で後は自分で考えて使ってくださいと言うコンセプトです。家と言うのは、最終的には自分の家にしないといけない。作るまでは、我々の仕事ですが、完成したらそれを発展させながらしまうものだと思うんです。

共感した。 どんな空間も最後の部分は利用者自身の手で仕上げる必要がある。 チューニングする必要がある。

意見の矛盾ないならAIが作ればいい。

大抵の場合、クライアントの意見と私の意見は違います。意見のズレがあると思う時も必ず出てくる。その矛盾を解消しようとする中でいろいろなことを想像します。これが予定調和であればコンピューターでも作れてしまうでしょう。しかしそうはいかない。コンピューターではできないものを我々が考えて作るわけです。この考えに納得してくれるクライアントでないと良いものを作るの難しい。クライアントの半分の方が結構ですと帰られます。これはデザインの問題ではなく、根本の考え方の問題ですから仕方がないことだと思います。

その先に幸せがある空間を作る。我慢と不安を強いてもいい。

そんなことを考えると「住吉の長屋」のクライアントはよく頑張っておられます。ご主人が寒いなぁと言うでしょう。奥さんも寒いわね。どうしましょうかとここから会話が生まれるじゃないですか。そしてどうすればいいかとん考える「我慢」を知り、「不安」にも耐え、それが総合的な幸せにもつながっていると言うことです。建築家と言う職業は、このように何事にもっともらしい、理屈をいっぱいつけておかないと仕事ができないんです。

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